「Rain World」
作詞/織巴まどか・作曲/わたなべまき
雨の日が好きだって君が言ったから
憂鬱なこんな朝もなんとなくやりすごそう
窓を流れるいくつもの水滴が
世界の輪郭を溶かしていく
Rain World
まんまるの一粒に閉じ込めてしまおうか
この気持ちも さっき見た夢も
雨音に耳すまして瞳を閉じてみる
この部屋はまるで海に沈んだ都市のよう
どこにもいけない迷子の獣のように
世界は揺らめいて息をひそめる
Rain World
まんまるの一粒に閉じ込めてしまおうか
この身体も 君の背中ごと
ああ この雨に塗りこめられ
動けなくなる前に
たとえお気に入りの服が濡れてしまっても
傘もささずに飛び出していきたいんだ
Rain World
雨の中やさしくて冷たいこの雫は君のよう
Rain World
まんまるの一粒に閉じ込めてしまおうか
なにもかも
なにもかも
なにもかも
Rain Word…
作詞 織巴まどかさんからのコメント
ぱっと情景が浮かんできて、短時間で一気にばーっと書きあげた記憶のある曲です。
初のラブソングのつもりで書いたのですが、まきさんにはラブソングと認識されていませんでした(笑)でも、触れるか触れないか、通じるか通じないか、くらいの雰囲気のある距離感や空気感を表現したかったので、それで良かったのだと思います。
はじめて曲がついたものを聴かせてもらったとき、前奏の時点で鳥肌がたち震えるほど感動したことを今でもはっきり覚えています。そのくらいメロディラインが好みです。
雨の降る日に、ぜひ聴いてください。
↑そんな織巴まどかさんとのコラボ演奏
はい、まどかさんがおっしゃるとおり、ラブソングという認識はあまり持っていなかったです(笑)
この詞を読んだ時に、主人公(=君のことを想うボク)の内面よりも、そんなボクの想いを包み込む「部屋」「窓の外」「雨に濡れる町」といった視覚的な美しさに心を惹かれたからじゃないかな、って思います。
というか、「Rain World」という曲名からして美しいです♪
この曲は「前奏」のピアノの旋律が一番先に思い浮かんで、その時点で「もうこの旋律を軸に曲の最後まで持っていこう」と決めて作りました。
自分で歌っても「歌うの難しい曲だなぁ」って思います(笑)
結構歌うのにエネルギーいります(笑)
1st Mini Album に収録されています!!
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各種ストリーミングサービスにてご視聴いただけます‼
【各曲の詳しい紹介はこちら】
- №1 燃えるキリンの夜
- №2 Voice
- №3 一歩
- №4 Rain World
- №5 ゆれて生きて
- №6 輝くいまがあるから
- №7 あなたなしで
- №8 メリーゴーランド
- №9 Elias歌劇団のテーマ~私たちの物語~
- №10 エーテル
- №11 愛のバビロン
- №12 線と線
- №13 オニオンリング
- №14 幕は下りたまま