「ゆれて生きて」
作詞・作曲/わたなべまき
ゆらしてる 穏やかな日々を
ゆらしてゆく 私の心に
振り子はいつも 止まらずに
ゆらしてる 穏やかな日々を
乱してゆく 私の心に
振り子はいつも せわしなく
振り子はいつも 止まらずに
一本の見えない糸
愛に溢れた場所と
嘘にまみれた場所をつなぐ
誰か切って
海に沈めて
今夜は…
今宵も華やかな光に照らされて
彼女は舞台を上がり
私は闇におちる
見慣れた藍色の扉の向こう側へ
手を離せば ほら 先に進むだけ
今日も振り子をゆらすのは私
今日も振り子をゆらすのは私
一本の見えない糸
愛に溢れた場所と
嘘にまみれた場所をつなぐ
一本の見えない糸
愛に囲まれた場所と
絶望に満ちた場所をつなぐ
またこの糸をたどって戻るから
またこの糸をたどって進むから
知る人ぞ知る「振り子(FURIKO)」(※曲が出来たばかりのころは、この曲名でした)です(笑)
前向きな明るい曲ではないけれど、私らしい、私好みの曲だなぁ、と思っています。
今でこそかなり変わりましたが
私はもともと自己肯定力があまり高くなく、他人の評価・視線を気にするタイプ
他人から褒められては安心して、他人と比べては失望して
その繰り返し
シンガーソングライターとして他人から評価されるような環境に身を置いたとき
他人の何気ない一言に一喜一憂している自分に気がついて
そのモヤモヤした思いを詞に綴ってみたのが作曲のきっかけです
なので最初は
”またこの糸をたどって戻るから またこの糸をたどって進むから”
というラストの言葉もなくて
ただただ「揺さぶられて辛いです」って曲でした。だから曲名も「振り子」(笑)
(最後の一行付け加えた当時の自分を褒めたい)
別に、作曲することで、辛い気持ちを解決したいわけでもないし、しようとも思っていなかったんだけど、実際に作品にして、人にお聴かせするうちに
揺さぶられることを「悪」にするんじゃなくて、ただ「受け入れる」だけでもいいのかな、となり、晴れて(?)「ゆれて生きて」という曲名に変わりました
メロディも曲の流れも、かなり自分好みですので、ぜひ聴いてみてください!
■1st Full Album『わたしを、生きる』に収録されています‼
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各曲の詳しい紹介はこちら
- №1 燃えるキリンの夜
- №2 Voice
- №3 一歩
- №4 Rain World
- №5 ゆれて生きて
- №6 輝くいまがあるから
- №7 あなたなしで
- №8 メリーゴーランド
- №9 Elias歌劇団のテーマ~私たちの物語~
- №10 エーテル
- №11 愛のバビロン
- №12 線と線
- №13 オニオンリング
- №14 幕は下りたまま