こんにちはー。
わたなべまきです!
最近「投げ銭制」のライブをよく見かけますよね。
投げ銭ライブの場合、基本的には「入場料無料」
「お客様に気軽に来てもらえるライブ」として、 少しずつ浸透してきていますよね。
ただ、一方で、 「投げ銭ライブは苦手・・・」 という声も耳にします。
かくいう私も、 投げ銭制ライブをやったことがあるし、 行ったこともあるのですが、 いまだに少し抵抗があったりなかったり・・・。
ということで、今回のテーマ。
「投げ銭ライブ」ってどーなん?
そもそも「投げ銭ライブ」ってなんなの?
という疑問や、
果たしてアーティスト側、お客側にとって良いシステムなのか? ということを整理してみたいと思います~!
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投げ銭ライブとは
前述のとおり、 投げ銭ライブと謳っている場合、入場料は無料。
入場料というと、ちょっと語弊もあるかもしれないですかね。
いわゆるライブのチケット代がタダということです。 (ドリンク代は別料金で発生するのが通例)
でも・・・!!
タダだけど、ただのタダじゃないのよね。
いや、本当にタダだったら無料って書きます。笑
「投げ銭」ですんで。
もうだいたいお察しだとは思いますが、 投げ銭というのは、基本はタダなんだけど、
音楽聴いて気に入ってくれたら、 お気持ちでお金置いてって!♥
というシステムなのです。
いくら置いていくかは、お客さん自身が決めます。
・・・日本人って、 こういうの慣れてなくないですか?笑
いくら払うの? ねーみんないくら払ってるの!? ねーねーいくら払えばいいの!?!? ねーねーねーいくら払うべきなの!?!?!? ((((((;´・ω・))))))
自分の気持ちを正直にお金に換算すればいいんですけど、 そうはいっても難しいですよね。 (´・ω・`)
そんな投げ銭ライブ
相場についても後ほど触れていきますが
まずは、演る側、観る側からみた 双方のメリットとデメリットをみていきますね!
投げ銭制のメリット・デメリット
アーティスト側からみたメリットデメリット
チケット代を1,500円とした場合、 その日のパフォーマンスによらず、 来た方からは1500円いただくことができます。
でも逆に言えば、どんなに成功しても一人あたり1500円までが収入です。
これが投げ銭ライブの場合、一人あたりの上限がありません。
良いパフォーマンスによって、多くのお客様を満足させた結果、 びっくりするほどの収入を得られる可能性がある。
これは投げ銭制のメリットと言えますね。
逆に、その日のパフォーマンスが悪かったり、 金払いのよいお客様が少なかったりする可能性もある。
という意味では、
ライブ収入の見込みを立てづらい、
というデメリットがあります。
ただ、これは私の感覚ですが、 投げ銭ライブでも、お客様はわりと払ってくれるものです。
集客さえできれば、収入が無い…と嘆く結果になることはあまりないのではないかと思います。
じゃあ投げ銭にすればいいじゃん。
とも思われるかもしれませんが・・・
というわけで、 次はお客様目線からみたメリット・デメリットです。
お客様側からみたメリット・デメリット
お客様目線ですと、少々複雑です。
どういうタイプのお客様かによって感じ方が変わってきます。 そ
れを踏まえての投げ銭のメリットと言えば、
入場料が無料であること。
これにつきますよね。
そして、このメリットを大きく感じるのは、
・ライブ慣れしている人
・常連さん
・親しい音楽仲間など
こういう方々でしょう。
いつも2000円、3000円と当たり前に払ってライブにいくお客様にとっては「投げ銭」にお得感を感じますよね。
また、ライブ慣れしていないお客様でも、 入場料が無料、と言われれば、まぁ行きやすいと感じる可能性はあります。
ただ、 それ以上に「投げ銭」という言葉の不透明さが・・・w
ここがデメリットの部分です。
・ライブに普段行かない人
・初めてあなたのライブに来る人
・音楽仲間ではない友達
このような方々ですと、 そもそも「投げ銭」と聞いてパッとイメージが湧かない可能性があります。
ライブハウスって、 一般の方にはそもそも敷居の高い場所だと思われてます。
そういうところに初めて行く方には、 きっちりと定額の料金を示してあげた方が安心します。
「お金はお気持ちで…」って言われても、まず相場が見えませんよね。
また、あなたの音楽をどのくらい気に入るかにもよります。
また、特にお友達とか親しい関係の場合は変に気を使ってしまい・・・
「たくさん出さないといけないんじゃないか」
思いの外たくさん払ってしまい、モヤモヤ。
もっと払うべきだったかと、モヤモヤ。
何だか自分がケチ臭い人間に思えてきて、モヤモヤ。
せっかくのライブですから、すっきりして帰ってもらいたいもの。
そして、次のライブがまた投げ銭だった場合、
「今度はいくら払うべきなのか…なんか面倒だからやめておこうかな」
と、行くのが億劫になってしまう。
お得な投げ銭ライブ! のつもりが、 お客様を遠ざけてしまう可能性もはらんでいる気がします。
投げ銭の相場はいくら?
私も知りたい投げ銭の相場・・・ 結論からいうと
そんなのなーいの。 お気持ちですから。 (*´∀`)
なんですけれども(笑)
でも、 一つ目安になるかなーと思うものが。
「一般的なライブのチケット料金を基準に考える」
ということ。
以下は、私の相場感ですが・・・
誰でも出演OKなお気軽ライブの場合(出演時間15~20分)
チケット代相場 500~1000円(+ドリンクオーダー別)
そこそこ活動してるアーティストが出演するブッキングライブ(出演時間30~40分)
チケット代相場 1500~2000円(+ドリンクオーダー別)
ワンマン、ツーマンライブ(出演時間60分以上)
チケット代相場 2500~3000円(+ドリンクオーダー別)
ざっくり、こんな料金をベースに、 あとは本当にお気持ちで増減。
こんな目安で支払うのがよいのではないのでしょうか?
ただ、これは本当に、 正解はありませんので・・・
最後はあまり周りのことは気にせず、です。
楽しんで!
そして、 好きに投げちゃってください
銭(=゚ω゚)ノ◎
結局、投げ銭ライブはアリなのか?
投げ銭制、そのシステム自体はいいシステムだと思っています。
特にアットホームなライブ、常連さんが集うようなライブでは、 投げ銭制は大いにアリかな~と思います。
また、これから「投げ銭」自体が浸透してくる可能性もありますので、 もっと身近になってくるかもしれませんね!
ライブの雰囲気やお客さんのタイプに合わせて、 うまく使い分けたらよいのではないでしょうか!
とにかく、お客様目線で考えて、 一番よい料金体系を考えていきましょね(*’ω’*) あわせてこちらもどうぞ↓↓
それでは、また~~~!